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鮮度保持触媒体

エチレンガスを分解し青果物の鮮度を保つ

野菜、果物(青果物)から発生するエチレンは植物の成長ホルモンであり、微量でも青果物を熟成、腐敗させる作用があります。
このエチレンを除去できる素材として、白金ナノ粒子触媒があります。
白金ナノ粒子触媒は、青果物を貯蔵する低温下においても、エチレンを酸化除去することが可能です。

鮮度保持触媒体(開発品)

NBCメッシュテックは、山内悠輔氏(名古屋大学卓越教授、クイーンズランド大学教授、物質材料研究機構主席招聘研究員)と共同で、野菜や果物(青果物)の鮮度低下に影響するエチレン等のガス分解性能を向上させた、実用的なフィルター形状の鮮度保持触媒体を開発しました。

  • ハニカム基材と不織布基材

特長

  • 鮮度保持触媒体は、多孔質で連通孔を有するメソポーラスシリカ薄膜に白金ナノ粒子を保持させるハイブリッド型の触媒です。
  • ガラス繊維不織布やコージェライトのような通気性を有する基材にコーティング可能で、効率的かつ高性能のエチレン分解特性を有しています。

開発・テスト事例

当社グループのコア技術を生かし、新しい価値を提供する各種新規材料の開発を進めています。
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