スクリーン印刷用メッシュクロス

スクリーン印刷の基礎知識

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メッシュクロスとは

メッシュクロスとは、タテ糸・ヨコ糸が交差する織物の一種です。
素材は、合繊繊維(ポリエステル・ナイロン等)や金属繊維(ステンレス・タングステン等)があります。

織物と編物の違い

織物(メッシュクロス)

経(タテ)と緯(ヨコ)の2方向※から糸を上下に組み合わせて立体交差させてつくる布のこと。
強度があり、糸の種類や素材、組織、加工での多様性が付けられるため、幅広い用途で使用される。
用途例:ふるい網、Yシャツ、帆布、タペストリーなど
※場合によっては、3方向以上の多軸の織物もある。

青と水色の織りパターンのイラスト

編物

経(タテ)または、緯(ヨコ)のいずれか1方向の糸を用い、ループを連続させることによって作る布のこと。
大きく分けて、経編(たてあみ)と緯編(よこあみ)の2種類があり、柔らかい風合いや伸縮性・保温性に富む特性などから、特にアパレル用途で多く使われる。
用途例:靴下、ストッキング、Tシャツなど

【出典】
業界マイスターに学ぶせんいの基礎講座 (2020年3月5日発行)
監修:繊維学会
編集:日本繊維技術士センター

青と水色の絡み合うループパターンのイラスト

スクリーン印刷とは

スクリーン印刷とは、オープニングと呼ばれる糸と糸の間の空間からスキージ(ゴムのヘラ、または金属のヘラ)を使ってインキを押し出し、画像パターンを形成する印刷法であり、古くから捺染や印染等の伝統工芸として日本に根付いている工法です。現在、スクリーン印刷は、エレクトロニクス分野ではなくてはならない工法として確立しており、プリント基板や電子部品、太陽電池等を製造する工程には、必ずスクリーン印刷法が用いられています。


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