抗ウイルス・抗菌技術 Cufitec®

効果と安全性

cufitec

Cufitec®の効果と安全性

Cufitec®は、さまざまな微生物を対象に性能確認試験を実施しています。
これまでに不織布、フィルム、粉体等、さまざまなCufitec®製品や材料形態で、
エンベロープウイルス(6種類、23株)、ノンエンベロープウイルス(3種、5株)、グラム陰性菌(9種)、グラム陽性菌(5種)を
対象に性能確認※をしています。
また、お客様に安心してご利用いただけるよう、一価銅化合物ナノ粒子の各種安全性も確認しています。

※抗ウイルス・抗菌性能は1時間で99.9%以上減少を基準に判断

Cufitec®の効果

ウイルス

試験方法

一価銅化合物ナノ粒子懸濁液とウイルス液を混合し、10分後のウイルス感染価をプラーク法を用いて評価しました。
※NBCメッシュテック独自の社内試験

試験結果

エンベロープウイルス(左グラフ)
  未添加液と比較して10分で99.99%以上の
  ウイルス感染価減少を確認しました(検出限界)。
ノンエンベロープウイルス(右グラフ)
  未添加液と比較して10分で99.9%以上の
  ウイルス感染価減少を確認しました(検出限界)。

エンベロープウイルス(左)、ノンエンベロープウイルス(中)の試験結果とプラークイメージ写真(右)

細菌

試験方法

一価銅化合物ナノ粒子懸濁液と菌液を混合し、10分後または30分後の生菌数を混釈平板培養法(コロニー法)を用いて評価しました。
※ NBCメッシュテック独自の社内試験

試験結果

グラム陰性菌(左グラフ)
  未添加液と比較して10分で99.99%以上の生菌数減少を確認しました(検出限界)。
グラム陽性菌(右グラフ)
  未添加液と比較して30分で99.99%以上の生菌数減少を確認しました(検出限界)。


抗菌試験コロニー法の結果。Cufitecは効果あり。

Cufitec®の安全性

試験項目試験結果試験機関
急性経口投与毒性試験半数致死量(LD50値)は>2000mg/kg(一財)食品薬品安全センター秦野研究所
眼粘膜刺激性試験眼組織(角膜・虹彩・結膜)に対して刺激性なし(一財)食品薬品安全センター秦野研究所
皮膚一次刺激性試験刺激反応は認められない(一財)食品薬品安全センター秦野研究所
皮膚感作性試験皮膚感作性:陰性(一財)食品薬品安全センター秦野研究所
変異原性試験遺伝子突然変異誘発性:陰性(一財)食品薬品安全センター秦野研究所
細胞毒性試験スコア:2(陽性3以上)
Cufitec®成分を塗布した不織布において
Nelson Laboratories, LLC
※本ページに記載している試験データは試作品の実測値であり、保証するものではありません。

微生物試験依頼

NBCメッシュテックでは、社内にウイルスラボを保有しており、抗ウイルス、抗菌、抗バイオフィルム等の微生物試験を承っています。 JIS規格、ISO規格の試験方法をはじめ、各種ご指定の試験規格や、ご要望に合わせた試験条件等のカスタマイズにも柔軟に対応します。

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