抗ウイルス・抗菌技術 Cufitec®

素材に塗る

cufitec

Cufitec®の加工方法:素材に塗る

一価銅化合物ナノ粒子を素材表面にコーティングすることで抗ウイルス・抗菌性能のある高機能製品ができます。

①不織布

繊維素材に一価銅化合物ナノ粒子を固定します。

特長

・繊維表面の特定のウイルスを減少させます。
・繊維表面の特定の細菌の増殖を抑制します。

キュフィテック粒子が表面加工された不織布のイメージ写真

用途例

・フィルター
・マスク
・環境清拭ワイプ
・ふきん
・その他衛生関連製品 等

抗ウイルス性能(試作例)

試験方法


Cufitec®加工レーヨン不織布にエンベロープウイルスまたはノンエンベロープウイルスのウイルス液を滴下し、接触時間 15分経過後のウイルス感染価をプラーク法を用いて評価しました。 ※JIS L 1922を準用して接触時間のみ変更した社内試験

結果


エンベロープウイルス(左グラフ)、ノンエンベロープウイルス(右グラフ)のいずれの場合も、標準布または未加工品と比較して15分で99.99%以上のウイルス感染価減少を確認しました(検出限界)。

未加工布とCufitec加工布のエンベロープもしくはノンエンベロープウイルスでの抗ウイルス試験の感染価比較グラフ

エンベロープウイルス(左)とノンエンベロープウイルス(右)の試験結果


抗菌性能(試作例)

試験方法


Cufitec®加工レーヨン不織布にグラム陰性菌またはグラム陽性菌の菌液を滴下し、接触時間 15分経過後の生菌数を混釈平板培養法(コロニー法)を用いて評価しました。 ※JIS L 1902を準用して接触時間のみ変更した社内試験

結果


グラム陰性菌(左グラフ)、グラム陽性菌(右グラフ)いずれの場合も、標準布と比較して15分で99.99%以上の生菌数減少を確認しました(検出限界)。

未加工布とCufitec加工布のグラム陰性細菌、もしくはグラム陽性細菌の抗菌試験の生菌数比較グラフ

グラム陰性菌(左)とグラム陽性菌(右)の試験結果


②フィルム

フィルム素材に一価銅化合物ナノ粒子をコーティングします。

特長

フィルムのロールの写真と素材表面にCufitec粒子が固定されているイラスト。

・フィルム表面に付着したウイルスや細菌の数を短時間で減らすことができます。
・さまざまな素材に加工可能です。

用途例

・タッチパネル用保護フィルム
・建材用加飾フィルム
・ドアハンドル用カバー
・手すり用カバー 等

抗ウイルス性能(試作例)

試験方法


Cufitec®加工ポリエステル(PET)フィルムにエンベロープウイルスまたはノンエンベロープウイルスのウイルス液を滴下し、接触時間 60分経過後のウイルス感染価をプラーク法を用いて評価しました。 ※ISO 21702を準用して接触時間のみ変更した社内試験

結果


エンベロープウイルス(左グラフ)、ノンエンベロープウイルス(右グラフ)のいずれの場合も、未加工品と比較して60分で99.9%以上のウイルス感染価減少を確認しました(検出限界)。

未加工品とCufitec®加工品のエンベロープもしくはノンエンベロープウイルスの抗ウイルス試験の感染価比較グラフ

エンベロープウイルス(左)とノンエンベロープウイルス(右)の試験結果


抗菌性能(試作例)

試験方法


Cufitec®加工ポリエステル(PET)フィルムにグラム陰性菌またはグラム陽性菌の菌液を滴下し、接触時間 30分経過後の生菌数を混釈平板培養法(コロニー法)を用いて評価しました。 ※JIS Z 2801を準用して接触時間のみ変更した社内試験

結果


グラム陰性菌(左グラフ)、グラム陽性菌(右グラフ)いずれの場合も、未加工品と比較して30分で99.99%以上の生菌数減少を確認しました(検出限界)。

未加工品とCufitec®加工品のグラム陰性もしくはグラム陽性細菌の抗菌試験の生菌数比較グラフ

グラム陰性菌(左)とグラム陽性菌(右)の試験結果


関連製品

※本ページに記載している試験データは試作品の実測値であり、保証するものではありません。

受託加工

不織布、布地、メッシュ、フィルム等の素材の写真

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